「ちゃんとしなきゃ」と頑張り続けて疲れていませんか? 本記事では、生きづらさを感じていた私が“自分を取り戻す”ために始めた小さな習慣を紹介します。焦らず、あなたのペースで心を整えるヒントをお届けします。
小さなことから“自分を取り戻す”練習を始めた
「ちゃんとしなきゃ」と頑張り続けて疲れていませんか?
最近まで、何をしても楽しく感じられない時期がありました。
好きだった音楽も、コーヒーの香りも、心に響かない。
「何かがおかしい」と思いながらも、
とりあえず今日をこなすことだけに必死でした。
でもある日、ふと気づいたんです。
——私、ずっと“自分を置き去り”にして生きてきたんじゃないかって。
もしかして、あなたにもそんな時期ありませんか?
私はそこから少しずつ、「自分を取り戻す練習」を始めました。
”ちゃんとする”ばかりを優先していた自分に気づいた
社会人として、親として、周りから見て“ちゃんとしている”ことを
無意識に最優先していた気がします。
でも、心のどこかではいつも息苦しかった。
「頑張っているのに、なんでこんなに満たされないんだろう」って。
仕事をしている時も、家事をしている時も、何をしている時もこんな感じでした。
いま思えば、“自分の心が本当に望んでいること”よりも、
“期待されている姿”を優先していたんですよね。
自分を取り戻す第一歩は、“小さな喜び”を思い出すことだった
取り戻すって言っても、
大きな決意や劇的な変化が必要なわけじゃありませんでした。
たとえば、 朝、好きな音楽を流す。自分で淹れたコーヒーを一杯だけゆっくり飲む。川沿いで風に当たりながら散歩する。
そんな、ほんの小さなこと。
でもその積み重ねが、少しずつ「自分の輪郭」を取り戻してくれたんです。
“自分の声”を聞く時間を意識して作る
以前の私は、「やるべきこと」に追われてばかりで、
「自分の気持ち」を聞く時間をまったく持っていませんでした。
でも今は、1日の終わりにノートを開いて、
「今日うれしかったこと」「心が疲れたこと」を3行だけ書くようにしています。
たったそれだけで、
“自分の中の声”が少しずつクリアになっていく感覚があります。
振り返り、本当の自分に向き合う。とても大事なことですよね。
取り戻すことは、変わることじゃなく“戻ること”
「変わらなきゃ」と焦る必要はありません。
本当は、私たちは最初から“自分らしさ”を持っていたはずなんです。
でも、社会の中で生きていくうちに、
少しずつそれを置いてきてしまった、自分というものをすり減らしてしまっただけ。
だから取り戻すっていうのは、
“新しい自分になる”ことじゃなくて、
“本来の自分に戻る”ことなんだと思います。
まとめ:小さなことからでいい、自分を感じる時間を持とう
もし今、「自分を見失ってる」と感じているなら、
難しいことをしようとしなくて大丈夫。
お気に入りの音楽を聴くことでも、
お気に入りのマグカップでお茶を飲むことでもいい。
それが“自分を取り戻す第一歩”になるから。
焦らず、あなたのペースで大丈夫です。
🌸 今日も無理せず、あなたの心が少しだけ休まる時間を過ごせますように。